【劇的に向上する!】世界チャンプ監修のラテアート教本「TURNER STYLE LATTE ART BOOK ターナースタイル ラテアートブック」

「ラテアートがなかなか上達しない。」
「シルキーなフォームが作れずいつも上手くいかない。」


知り合いのバリスタに「バリスタになりたての頃の悩みはなんだった?」という質問をしたところ7割の人がこのように答えた。過去の僕も同じようにこの2つの事で悩んでいたのを今でも鮮明に覚えている。


まだまだ上達しきれていない状態の中、人手が足らずワンオペのシフトが組まれた日には本当に不安で仕方がなかった。


「何とかして商品として提供できるレベルまで達さなければ。」


という焦燥感に駆られ、職場の先輩にやり方を教わったり、セミナーに参加したり、ラテアートの本を読み漁ったりなどした。


そのおかげかある程度までは上手くなったが、それ以上の上達は中々見込めなかった。今よりもっと上手くなりたいと思い独自で様々工夫を凝らしながら検証・改善を試みた結果やっと納得のいくフォーミドミルクが作れるのようになったのはその数年後。かなり遠回りしたように思う。


そんな過去の自分のような悩みを抱えたバリスタに強くおすすめしたい本がある。


それが、



TURNER STYLE LATTE ART BOOK ターナースタイル ラテアートブック



である。


単刀直入にいうとかなり素晴らしいラテアート教本であり過去最高であると断言できる。これからバリスタになる方やバリスタになったばかりの方、それに加えて経験者にとっても得るものが多いと感じる。


ある程度バリスタの経験があり、自身のスチーミング技術に自信を持っていた知人のバリスタがこの本のやり方を真似したところ、「以前より更にシルキーでツヤツヤなフォームが作れるようになり、さらに安定感が増した。」と驚きの声をあげていた。


セミナー1回分と同じかそれより安い価格でトップバリスタの知識と技術を知ることができる、そんな素晴らしい本、『TURNER STYLE LATTE ART BOOK ターナースタイル ラテアートブック』を今回は紹介していきたい。

 

 

 

著者は?

著者はラテアート世界チャンピオン田中大介氏。


ラテアートを探究し続けラテアートに魂を注ぐ「ラテアーティスト」のトップ中のトップ。そんな田中氏だからこそ伝えることができる内容が盛りだくさんである。


餅は餅屋ではないが、ラテアートやスチーミング技術の習得にはそれに特化したバリスタに教えを乞うのが一番の近道。






本を読んだだけで本当に上手くなるのか?

『TURNER STYLE LATTE ART BOOK ターナースタイル ラテアートブック』を読めば本当にラテアートが上手くなるのか?


この本を購入検討している人が一番気になっている部分だろう。その問いの答えは、



間違いなく上手くなる



である。


ラテアートという分野に関してここまで丁寧に論理的に専門的に書かれたハイレベルな教本は過去には存在していないと個人的には思う。


勘やセンスに頼ることなくロジカルにラテアートを紐解いており、田中氏のラテアートに対する理解度とそれを言語化する比類なき能力の高さは読者の理解を大いに助けてくれる。


ただしもちろん、読むだけでは上手くなることは決してない。しっかりと熟読し、その内容を理解した上で実践し繰り返し練習することが大前提となる。




項目ごとに用意されているQRコードから動画を何度も見返すことができるのも本書の特徴。スマホがあればいつでもどこでも確認できるので大変便利。






感銘を受けた項目

僕がこの本を読んで個人的にためになったな、と思ったのは実はラテアートの描き方ではなく以下の項目。


どのエスプレッソマシンでも安定したフォームドミルクを作れる方法

フォームによっての効果的な注ぎ分け

 

①について。エスプレッソマシンには電圧の違いや個体差がある。そのため例えマシンAに慣れていてもマシンB、マシンCに変わった途端にスチーミングの安定性を失ってしまうことが熟練のバリスタでも往々にしてある。


しかし田中氏が生み出したメソッドはどのマシンでも対応することが可能。僕自身も3種類のマシンで試してみたがどれも一発目から安定したフォームドミルクを作ることができた。これには本当に驚いたし感動すら覚えた。


②について。フォームが厚い場合、フォームが薄い場合、それぞれピッチャーの高さや、ミルクのかさ上げの位置を変えることで上手く対応することができるという点もすごくためになった。


作るフォーム量に違いのあるカフェラテとカプチーノを上手く注ぎ分けることができるようになったので本当にためになった。






最後に

ここまで、本書がいかに素晴らしいかを説明してきたが、ラテアートに関して言うと実は個人的にはシングルハートやチューリップ、リーフの3種類で十分だと思っている。


その理由は、


「複雑で時間のかかるラテアートの絵柄ほど飲んだ時のフォームの質感に悪影響がでる


から。


ミルクフォームは時間が経つと質感が失われていくためラテアートに時間が掛かれば掛かるほど飲んだ時の触感がパサついて悪くなってしまう。そのため絵柄がシンプルであればあるほど美味しい状態で提供することができる。



では、なぜラテアートに重きを置いていない自分のようなバリスタがこの本を手に取ったのか?



それは『フォームドミルクの質を今よりもっと向上させたかった』から、に他ならない。



実際にこの本を読み実践してフォームドミルクの質と安定性が劇的に向上した。カフェラテ・カプチーノの口当たりが驚くほど変わりお客様からも「すごく美味しい」と言われることが本当に多くなった。


自分のように、フォームドミルクの質と安定性を向上させるという目的のためだけに本書を購入する価値は十二分にあると言ってもよい。


ぜひあなたも世界トップレベルの方法を実際に体感し、自分自身の成長ぶりに感動してほしい。








補足

エスプレッソ抽出理論に関してはこの本は言及していない。詳しく知りたい方は以下の記事で説明しているので参考にしてほしい。


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