[初心者必読]デルターコーヒープレス(Delter Coffee Press)の使い方のコツと基本レシピを公開

前回の記事『革命的なコーヒー器具!デルターコーヒープレス(Delter Coffee Press)の魅力をレビュー』では詳しくデルターコーヒープレス(Delter Coffee Press)の魅力について紹介した。


そして今回は使い方のコツと、基本的なレシピを用いた抽出方法を紹介していきたい。まだまだ日本ではデルタコーヒープレスの情報が少ないのでぜひ今回ご紹介する基本レシピをご活用頂ければ幸いである。

 

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デルターコーヒープレスとは コーヒーリテラシー

 



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部品の名称

デルターコーヒープレス本体は全部で6パーツに分かれる。

 デルターコーヒープレス 6パーツ

■ キャップ
■ ブリューチャンバー
■ プランジャー
■ ドーサー
■ ジェットシール
■ Yシール

 

準備

ペーパーフィルターをリンス

キャップに専用のペーパーフィルターをセットしペーパーフィルターをリンスする(湯通しする)。目的は2つ。一つはペーパー臭を取り除くこと、2つ目はキャップにフィルターを密着させること。忘れずリンスしよう。


 

ブリューチャンバーにプランジャーをセットする

ブリューチャンバー(写真中央)にプランジャー(写真右)をセットしよう。



プランジャーを一番下までしっかり押し込んでセットする。



12gのコーヒー豆を用意

今回紹介する基本的なレシピでは12gのコーヒー豆を使用する。自宅で抽出する場合はきちんと12g計量するのがおすすめ。



オフィスやアウトドアで使う際は付属のドーサーを使おう。2杯分で約12gのコーヒー豆を計量できる。 



中細挽きに挽く

基本レシピの推奨メッシュ(挽き目)は中細挽き。今回はドイツ製のコマンダンテを使用しコーヒー豆をグラインド。コマンダンテを持っている方はつまみをスタート位置から20クリックすれば中細挽きになる。コマンダンテを持っていない方は上の写真を参考にして挽き目を調節すると良い。

 

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挽いたコーヒー粉をセットする

中細挽きで挽いたコーヒー豆をジェットシールの上にセットする。



リンスした際の水分でキャップにペーパーフィルターが密着した状態になっていることを確認しよう。あらかじめリンスしておかないとペーパーフィルターが動いてしまうので、ペーパーフィルターで濾過されずに粉がそのままサーバー内に落ちてしまう可能性が高い。リンスは忘れずに。



キャップを乗せたらしっかり閉めよう。キャップ側にコーヒー粉をセットするとキャップが閉まらないので、必ずジェットシール上にコーヒー粉をセットすること。



200ml(95℃)のお湯をプランジャー内に注ぐ

200mlの目盛り部分まで湯を注ぐ。スケールは必要ない。使用する温度は95℃。温度をピンポイントで設定できる温調ケトルがおすすめ。

 

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リッド(蓋)を被せる

プランジャーにリッドを被せることでお湯の温度を保持することができる。またリッドを被せたほうがプランジャーをプッシュし易い。忘れずに被せよう。

 

 

抽出スタート

蒸らし

使用湯量 50ml
押す時間 20秒

50mlの目盛りまでプランジャーを引き抜き、20秒かけてゆっくりと押すのがポイント。ゆっくりと押しながら粉一粒一粒に湯を浸透させていくイメージ。押し切ったら30秒そのまま待つ

 

ファーストプレス

使用湯量 100ml
押す時間 30秒

100mlの目盛りまでプランジャーを引き抜き、30秒間かけてゆっくりとプッシュ。


 

セカンドプレス

使用湯量 50ml
押す時間 20秒

150mlの目盛り部分まで引き抜き、最後の50mlを20秒間かけてプッシュ。

 

ポイント
 

最後は150mlの位置まで引き抜いて空気のスペースを余分に作ってからプッシュするとしっかりと50mlを使い切れる。



最後まで押し切ったら完成。

 

完成

デルターの特徴である雑味や余分な苦味が少ないコーヒーに仕上がり、色もクリアーで透明感がある。



今回は中浅煎りのエチオピア・ウォッシュトプロセス(水洗式)のコーヒーを使用した。ジューシーでクリーンな酸と甘さを引き出すことができとても満足している。デルターで抽出されたコーヒーは雑味や苦味がなく本当にクリーンなテイストで僕の好みの味わい。抵抗なく体にするっと入っていくコーヒーというのはとても心地が良い。

 

 

適正な抽出がされているかどうか濃度計を使い測定してみた。美味しいコーヒーになりうる適正濃度の範囲内であり、ドリップコーヒーの適正濃度もだいたいこのくらいの値。しっかりとコーヒーの成分を引き出しながらも余計な渋さや苦さが出ない、質の良いドリップコーヒーといった感じに仕上がった。


もちろん今回のレシピは基本的なもの。湯量や粉量、粒度、湯温などをコーヒー豆や焙煎度によって微調整して、ぜひあなた好みのコーヒーに仕上げてほしい。



抽出後の掃除方法

抽出後、キャップを取るとこのような感じで粉が固まった状態になっている。



ゴミ箱にそのままプレスしてスポンっと抜いてしまおう。



ジェットシール周辺にはまだ粉が残っている。



シンクを汚したくなければ、軽く拭き取ろう。



最後は水洗いして終了。

 

エアロプレスのようにコーヒーケーキがスポンと抜けないので、デルタープレスの方が掃除が面倒だという意見もあるが、僕の意見は真反対。むしろデルターの方が簡単で連続抽出するのに向いていると感じる。

その理由はエアロプレスは全てのパーツが汚れるので全部水洗いしなければならないのに対し、デルターコーヒープレスはジェットシール周辺とキャップしか汚れない。写真(上)はコーヒー抽出後のプランジャーとブリューチャンバーだが構造的に汚れることはなく、水分がついているだけ。そのため連続で抽出する際はジェットシールとキャップ部分を水でササっとすすぐだけで次の抽出に移る事ができる。

エアロプレスユーザーを愛用している人からすれば、デルターは新参者でまだ新しい器具なのでエアロプレスの方が優れているように感じるかもしれないが、冷静に比較するとデルターの方が掃除は断然楽。



よくある疑問を解決

デルターはまだまだ上陸したばかりの新しい器具なので、コツが上手くつかめないユーザーも多く、僕のところにも質問が届く。一人一人に対してお答えするより、こちらの記事にシェアした方がより多くの人の悩みを解決できると思うので、ぜひ以下を参照していただきたい。



ジェットシールが上手くはまらない

よく見かけるのが「ジェットシールが上手くはまらない」というもの。ジェットシールが上手くはまらないと、しっかりとコーヒーが抽出できないので確かにこれは死活問題だ。これにはコツがあって僕がよくやっている方法があるのだが、下から入れるのではなく、上から入れてプランジャーで押し込むというやり方。これは100発百中でうまくジェットシールがハマるし、簡単なので今までうまくいかなかった人はぜひ試してみてほしい。

 

まずはジェットシールをこの向きで持つ。



そのままの向きでブリューチャンバーの中で落とす。



プランジャーをセットして。



そのまま押し込もう。もちろん本体を立てて上から押しても良いし、むしろそっちの方が力が入りやすいのでおすすめ。



これでバッチリハマるのでぜひ試していただきたい。



圧がかからない(泡がポツポツ抜ける)

ブログやレビューなどを読んでいると「圧がかからない」と言ったコメントを見かけるがYシールの向きが逆になっている可能性がある。



写真(上)が正しいYシールの装着向き。これが逆になっていないか一度確認してみてほしい。



一度外してまた装着し直すのも有効な方法。これでもプレス時に多少はポコポコと泡が逃げていくのが見えるかもしれないが、きちんとコーヒーは抽出できるので泡が極端にボコボコとしなければ、そこまで神経質にならなくても良いだろう。



基本レシピ おさらい

 レシピ

■ コーヒー豆 12g
■ お湯 200ml(95℃)

 抽出方法

① 50ml   20秒かけてプレス
② 30秒そのままで待つ
③ 100ml 30秒かけてプレス
④ 50ml   20秒かけてプレス


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