今回は日々行列が絶えない札幌の人気店「森彦」の2号店である「アトリエモリヒコ(ATELIER Morihiko)」をご紹介したい。

大通り公園から少し南に位置するこちらの店舗は、市電(路面電車)が走る道路沿いにひっそりと佇んでいる。
大きな建物でありながら、あえてその存在感を消しているかのような独特な雰囲気がある。
森彦2号店 アトリエモリヒコ(ATELIER Morihiko)の店内へ

入り口から何やら雑貨屋のような雰囲気。テーブルには森彦が刊行しているフリーペーパーもおいてある。夜は22時まで営業しているようだ。この界隈で22時まで営業しているカフェは少ないので仕事人にはありがたい。
夜はまた違った雰囲気で素敵な空間になるのだろう。

店内に入って左側には、昔使用されていたという赤い焙煎機が置いてある。
まるで美術館の展示品のよう。ポスト並みにビビッドなレッドが眩しい。
店内はまるで「コーヒーの美術館」


店内は広々としていて様々な植物やコーヒー器具、雑貨などが置かれている。
その一つ一つが調和し、柔らかな空間を作り出している。
全てにオーナーのこだわりが詰まった、まるで美術館のような店内だ。

こちらは白い暖炉。その上にはニューヨーク製のマントルピース時計。奥には緑の古いミシン。アイテムの一つ一つが「洋」を感じさせる。

空間を乱さない本のセレクトも秀逸。全てが調和している。
いざカウンターへ。コーヒータイムスタート

まず最初に出てきた美味しい水。グラスが幅広でかわいらしい。

スイーツがどれも美味しそうだ。
これは迷ってしまう。この穏やかな雰囲気の空間から作り出されるスイーツはきっと甘すぎない優しい味のスイーツであるに違いない。迷う・・

迷った挙句「紅茶とオレンジのシフォン」を選択。
さて、注文した品が来るまで少しカウンター付近を観察してみよう。


すごい存在感。
こちらは以前使用していた銅製のエスプレッソマシンが故障したため新調したマシンとのことである。VICTORIA ARDUINO(ビクトリア アーデュイノ)というイタリアのメーカーのものでレバー式のモデル。VICTORIA ARDUINO(ビクトリア アーデュイノ)は1909年に創業した100年以上の歴史があるイタリアの老舗エスプレッソマシンメーカーだ。

カウンターにはもう今では製造が行われていない、ドイツのPeDe Dienes(ペーターディーネス) 真鍮製コーヒーミルが置かれている。
シブさ全開だ。
エスプレッソと紅茶とオレンジのシフォンケーキが到着

さあ、そうこうしているうちに注文したエスプレッソとシフォンケーキが到着。
エスプレッソはVICTORIA ARDUINO(ビクトリア アーデュイノ)のレバー式のエスプレッソマシンを見た瞬間に絶対頼むと決めていた。

飲む直前何やら気になるスプーンが。真鍮製だろうか?
こんな細かいところにまでこだわりが垣間見える。
エスプレッソ用のコーヒーにはアトリエモリヒコ限定のアトリエブレンドを使用とのこと。シフォンケーキを食べた後にエスプレッソを飲むとシフォンに使用しているオレンジピールの香りがエスプレッソの酸味と混ざり口の中で風味の大渋滞を引き起こす。
自家焙煎のコーヒー豆も販売

No1モリヒコブレンドなどの深煎りをはじめ、エチオピアのイルガチェフェ・ナチュラルプロセスの中浅煎りのコーヒーなどもあり、様々な顧客層に対応できるようなバラエティに富んだラインナップになっている。

美味しかったエスプレッソに使用されたアトリエモリヒコ限定のアトリエブレンドのコーヒー豆も販売している。お店で飲んで気に入ったら購入もできる。
最後に
今回は札幌の超人気店である「森彦」の2号店 アトリエモリヒコ(ATELIER Morihiko)にお邪魔した。
入る前から独自の世界観があり、店内に一歩足を踏み入れると早朝の神社や、森に入った時に感じるのと同じような感覚に陥る。
そんなマイナスイオン全開な空間で癒しを感じながら、あなたも美味しいコーヒーを堪能してみてはいかがだろうか
店舗情報
住所 | 北海道札幌市中央区南1条西12丁目4-182 |
営業時間 | 平日 8:00-22:00(L.O 21:30) 土日祝 11:00-22:00(L.O 21:30) |
Wi-Fi | 無し |
禁煙喫煙 | 禁煙 |
エスプレッソマシン | VICTORIA ARDUINO(ビクトリア アーデュイノ)/Athen Leva(アテナ レバー) 3グループ |
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