東京メトロ銀座線・浅草駅の隣駅、田原町駅から徒歩約5分のところに新しくコーヒーロースターがオープンした。
焙煎も店舗内で行われ、自家焙煎の常に新鮮な状態のコーヒー豆を使ったコーヒードリンクを提供し、現在東東京のコーヒーシーンで俄然注目度が高いお店だ。
白を基調とした清潔感のある店内

一見美容院を思わせるような清潔感のあるメニューボードがお出迎え。
この時点でおしゃれで洗練された内装のコーヒーショップだというのが伝わってくる。

日本のカフェではあまり見られない長いベンチスタイルの席。隣との仕切りがないので、知らない人との会話も弾みそうだ。

エスプレッソマシンにはアメリカSYNESSO(シネッソ)社製のエントリーモデルS200。ホワイトカラーのボディが店内に馴染んでいる。

店内用カップも白に統一。卵のようなフォルムがかわいい。手にフィットして持ちやすいのも特徴的。
ベンチスタイルになっているため、カップを置けるテーブルが無いが、手に馴染むような形になっているので持っていても苦にならない。
自家焙煎のフレッシュなコーヒー



コンパクトな店内だが実は右奥には焙煎機があり、その焙煎機を使用して自家焙煎を行っている。
グラインダーがかっこいい


グラインダーには世界最高峰のフラットバー式グラインダー、Lyn Weber Workshop社(リンウェバーワークショップ社)が開発した「EG-1」を使用している。とてもかっこいい。
シンプルなメニュー構成が親切

スペシャルティコーヒーが東京を中心に浸透し始めてからというもの、年々コーヒーの世界は複雑化してきている。バリスタに丁寧に説明があってもまだまだ小難しく感じるのがこのコーヒーの世界。
しかしこちらのお店では顧客がコーヒーに詳しくなくても直感で選ぶことができるようなシンプルで分かりやすいメニュー構成になっており、それがとても親切に感じる。
コーヒーへの愛や強いこだわりを感じつつも、お店と顧客との距離感をとても大切にしているのが分かる。それが唯一無二の居心地の良さにつながっているのかもしれない。

コーヒー愛に溢れた若いご夫婦によって焙煎され抽出されるコーヒーは、そのコーヒーが持つ美味しさをさらに引き上げてくれる。スペシャルティコーヒーならではのフルーティでスッキリとしたとても美味しいアイスコーヒーだ。

コーヒーに合うペイストリーも販売している。コーヒーのお供に。
最後に

非常に気さくなご夫婦が運営しているお店で居心地が良い。それでいてコーヒーへのこだわりもしっかりしている。
自分たちが表現したい味というのが明確にあり、そのゴールに辿り着くために最適な器具を選んでいるという印象がある。
コーヒーに精通している人からコーヒーを飲む事を日課にしているような一般のコーヒーラバーまで幅広い層から支持されているLUCENT COFFEE(ルーセントコーヒー)は、浅草から歩いていける距離にあるということもあり多くの海外から観光客の休憩スポットとしても賑わいを見せている。
他の人に知られたくない、でも教えたい、そんな魅力に溢れたコーヒーショップ「LUCENT COFFEE(ルーセントコーヒー)」にぜひあなたも足を運んでもらいたい。
店舗情報
店名 | LUCENT COFFEE |
住所 | 東京都台東区寿1-17-12 レモンビル1F |
営業時間 | 7:30~18:30 |
定休日 | 火曜日 |