今回は全国的な知名度も高い、福岡の名店COFFEE COUNTY(コーヒーカウンティ)からブラジルのコーヒーを紹介したい。
COFFEE COUNTYと言えばジャパンコーヒーロースティングチャンピオンシップ2014準優勝という輝かしい実績を誇る名ロースター森氏のお店。
飲む前からとても楽しみでならない。
コーヒー情報

フォルキーリャ・ド・リオ農園は2009年からスペシャルティコーヒーの生産を始めたのだが、元々ワインの専業農家であったため、分野は違えどコーヒー生産を始めた当初からコーヒーの品質に関して厳しい目を持っていた。
そのため2012年以降数々のコンテストで入賞することができたのだ。
<コーヒー情報>
農園 | Forquilha do Rio(フォルキーリャ・ド・リオ農園) |
生産国 | Brazil |
エリア | カパラオ地区 |
標高 | 1,120〜1,420m |
品種 | Red Catuai(レッドカツアイ) |
精製処理方法 | Natural(ナチュラル) |
コーヒーを抽出してみよう
まずはコーヒーを準備

綺麗な焼き色に期待感はうなぎ上りだ。
香りもとても香ばしい。

15gのコーヒー豆をコーヒースケールで用意する。
コーヒーミルでコーヒーを挽く

業務用グラインダーに勝るとも劣らない精度でコーヒー豆を粉砕する手挽きグラインダーの最高峰、ドイツ製「Comandante (コマンダンテ )」。
粒度の揃い方が均一で私がとても信頼しているグラインダーの一つ。

中挽きにコーヒー豆を挽く。
コマンダンテであれば30クリック(カチッカチっと30回ダイヤルを回す)で上の写真と同じ挽き目になる。
クレバーコーヒードリッパーで抽出

抽出方法はコーヒーリテラシーではお馴染みの台湾製ドリッパー「クレバーコーヒードリッパー」。
テクニックを必要とせず味のブレを最小限に抑えることができるオススメの抽出方法。
味の特徴を知るために、一杯目は必ずクレバーコーヒードリッパーを使用するのが私のこだわり。
<抽出レシピ>
コーヒー | 15g |
エイジング | 焙煎から一日経過 |
湯量 | 225g |
メッシュ(挽き目) | 中粗挽き(コマンダンテ 30クリック) |
抽出時間 | トータルで5分 (浸漬時間:4分, 透過時間:1分) |
2回目からは自分なりのレシピで自分なりのコーヒーを表現してみてね。

お湯を勢いよく注いだら4分間は触らずそのままの状態で待とう。

4分経ったら表面に浮いてきているコーヒー粉を数回撹拌し、すかさずカップに乗せて抽出開始。
注湯から抽出終了までトータル約5分。

カップの液体を軽くスプーンで混ぜて、カップ内の液体を均一にして完成だ。
ブラジルらしかなぬ綺麗な酸味

初めて飲んだ印象は、良い意味でブラジルらしからぬ綺麗なシトラスの酸があり、後に甘いカシューナッツのような風味を感じる。
アフターには黒糖を思わせるような深い味わいと甘さとコクを感じ、
様々な表情を見せ飲む人をとても楽しませてくれるコーヒーだ。
他のコーヒーも飲んでみたいと思わせてくれたブラジル・フォルキーリャ・ド・リオ農園のコーヒー。もし気になる方は下のリンクから通販で購入ができるので要チェックである。