クリーンで甘いコーヒーが特徴のRed Poison Coffee Roasters(レッドポイズンコーヒーロースターズ)からパプアニューギニアのコーヒーがつい先日登場した。
今回のロットはパプワニューギニア最大のコーヒー生産地である4,000m級の山々が連なるワギバレーに位置するキガバー農園のコーヒー。
<コーヒー情報>
商品名 | パプワニューギニア ジワカ ウォッシュト |
生産国 | パプワニューギニア |
エリア | ジワカ |
農園 | キガバー農園 |
標高 | 1520m |
品種 | ティピカ/アルーシャ |
精製処理方法 | ウォッシュト |
他のコーヒーロースターではあまり見かける事がないパプアニューギニアのスペシャルティコーヒー。
私自身パプワニューギニアのコーヒーをまだ飲んだ事が人生で一度もなく、とても興味があり飲んでみたいという衝動にかられ気付いたときには通販サイトで購入ボタンを押していた。
袋を開けた瞬間に香る甘い香り

袋に充満したコーヒーの香りが一気に放たれる瞬間が好きで、開封後すぐに顔を袋の方へ近づけると、ミルクキャラメルやティーキャンディーのような甘い香りが鼻いっぱいに広がった。
焼き色もとても美しい。
今回のコーヒーメイキングに使用した器具を紹介
安定性と再現性に最も優れたクレバーコーヒードリッパー

今でも愛用者が多いナイスカットミル旧型を使用

今回使用したナイスカットミルは愛用者が多いが、すでに廃盤になっており更に進化したモデルが発売されている。
カリタ コーヒーミル ネクストG 電動ミル 61090 アーミーグリーン
コーヒーを実際に淹れて飲んでみよう
<抽出レシピ>
コーヒー | 15g |
エイジング | 焙煎から一日経過 |
湯量 | 225g |
メッシュ(挽き目) | 中挽き(ナイスカットミル旧型 3番) |
抽出時間 | トータルで5分 (浸漬時間:4分, 透過時間:1分) |
レシピは上記に設定。
ブリューレシオ(コーヒーと湯の比率)は1:15に設定しクレバーの基本的な淹れ方に沿って抽出を行った。




出来上がりのコーヒーの味が少し濃いようであればお湯をほんの少し加水して好みの味に調整すると良い。
ダージリンティーを思わせるフレーバーが美味しい

今回人生で初めて飲んだパプワニューギニアのスペシャルティコーヒー。
最初の印象は万人受けするようなしっかりとしたコーヒー感にブラックカラントを思わせるフレーバーがあった。美味しいコーヒーだ。
しかしロースターがこのコーヒーの魅力として掲げているのは紅茶感。
このコーヒーのポテンシャルを引き出せていないと感じた私は、お湯をほんの少しだけ加水してみた。そうするとどうだろう。驚いたことに先ほどとはまた違った表情を見せた。
その味はまさにダージリンティー。
まるで一つまみの砂糖を落としたかのようなほのかな甘さを持つダージリンティーに変化したのである。その甘さの余韻は1時間ほど口の中に続き、その間は何も口にせずそのアフターの長い余韻を楽しんだ。
恐るべしパプワニューギニア ジワカ ウォッシュト、そしてそのポテンシャルをピンポイントで引き出す焙煎を行なったレッドポイズンコーヒーロースターズ。
ぜひあなたもご賞味あれ。
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