「自宅でも美味しいコーヒーが飲みたいけど淹れるのがめんどうだな・・。」
そんなジレンマを抱えた人の悩みを100%解決するコーヒー器具が、隣国・台湾から生まれた「クレバーコーヒードリッパー(Clever Coffee Dripper)」だ。
もうすでに世界中のプロのコーヒーマン(バリスタやロースター)、そしてコーヒーラバーからも多くの賞賛を得ているコーヒー器具なので知っている人も多いかもしれない。
「コーヒーを始めたばかりの人」から「コーヒーのプロ」まで世界中で多くの人達に愛用され、高い評価を得ている「クレバーコーヒードリッパー(Clever Coffee Dripper)」を紹介したい。
クレバーコーヒードリッパーは2サイズ

Sサイズ
製造国 |
台湾 |
サイズ | 幅145×奥行き114×高さ120mm |
重量 | 214g(本体、フタ込) |
ドリッパー本体(Sサイズ) | 幅145×奥行き114×高さ120mm |
付属品 | コースター(フタとしての使用も可能) |
素材(ドリッパー) | PCTG樹脂 |
素材(リリースリング) | AS樹脂 |
素材(コースター) | AS樹脂 |
素材(バルブ) | シリコンラバー |
耐熱温度 | 102℃ |
最大抽出量 | 約210cc(豆20g/お湯300cc) |
Lサイズ
製造国 |
台湾 |
サイズ | 幅173×奥行き135×高さ145mm |
重量 | 314g(本体、フタ込) |
ドリッパー本体(Lサイズ) | 幅173×奥行き135×高さ145mm |
付属品 | コースター(フタとしての使用も可能) |
素材(ドリッパー) | PCTG樹脂 |
素材(リリースリング) | AS樹脂 |
素材(コースター) | AS樹脂 |
素材(バルブ) | シリコンラバー |
耐熱温度 | 102℃ |
最大抽出量 | 約400cc(豆40g/お湯500cc) |
クレバーコーヒードリッパーの特徴
テクニックいらずで再現性抜群
ハンドドリップは楽しいからこそ、今の今まで廃れずに残ってきたんだと思う。ただ毎回同じように淹れているつもりでも動きにブレが生じ、よっぽど上手な人でない限り味も毎回変わってしまうというデメリットもある。
実はプロのバリスタであってもハンドドリップで毎回一寸の狂いもなく抽出するのは至難の技。
それに対し、挽いたコーヒー豆にドバッとお湯を注ぐだけの超絶簡単なクレバーコーヒードリッパーはテクニック要らずなのに加え、毎回誰がやっても同じような味のコーヒーを作ることができる高い再現性を持ち合わせているのが最大の特徴。
「美味しいコーヒーは飲みたいけど淹れるのがめんどくさいな。」という人には最適である。
味をダイレクトに抽出


クレバードリッパーの仕組みは、コーヒーとお湯をフレンチプレスのように一定時間漬け込み(抽出弁が閉じた状態)、時間がきたらサーバーの上にクレバードリッパーを乗せ抽出弁を開かせることで濾過する。
フレンチプレスのようにコーヒーとお湯を一定時間漬け込むことで、コーヒーの成分をしっかりと引き出し、そのコーヒーの持つ味をダイレクトに味わうことができる。またハンドドリップのようにペーパーフィルターで粉を濾過することによりクリアーな味わいと滑らかな質感のコーヒーが完成する。
そんなクレバーコーヒードリッパーはフレンチプレスとハンドドリップの良いとこ取りのハイブリッド型のコーヒー抽出器具なのだ。
クレバーコーヒードリッパーを使った詳しい抽出方法は別記事『【簡単美味】クレバーコーヒードリッパーで最高にクリーンで甘いコーヒーを作る方法』で解説しているのでぜひ参照していただきたい。
手入れが圧倒的に楽


手入れがこれ以上ないくらいに簡単。
毎日のコーヒーライフを楽しむ上で、コーヒー器具の手入れの簡単さというのはとても大切なポイントになると思う。ペーパーフィルターごとコーヒーかすをゴミ箱へインして、水洗いして自然乾燥して終了。日々の手入れはこれで十分。
抽出中に手を離せる

これはクレバードリッパーで僕がとても気に入っているポイント。一定時間漬け込んでいる間は何もする必要がない。そのため店舗での使用であれば他の作業をすることができるし、家庭での使用であれば身支度や洗い物など別のことをできるということ。特に通勤・通学前の朝の忙しい時間帯には本当に助かる。
残念な点

クレバーコーヒードリッパーの残念だと思っているところはデザイン性。同じ性能でよりスタイリッシュなデザインのクレバーが発売されたらすぐに買うと思う。
「美味しいコーヒーさえ淹れられればデザインは特に気にしない」というのも一理あるのだがやはり毎日使う器具がカッコよくてデザイン性に優れたものであれば、コーヒーライフがより更に楽しいものになるに違いない。
どうやら少しずつカラー展開もしているようで、その中でもブラックはなかなかかっこいいのではないだろうか。今の半透明のものが壊れたらこちらを買おうと思っている。
最後に

テクニックいらずで、誰が淹れても同じ味になる再現性に優れた台湾製コーヒードリッパー「クレバーコーヒードリッパー」は忙しいビジネスマンや主婦の強い味方。
ハンドドリップみたいにテクニックにこだわってコーヒーを淹れたい人には少し物足りなく感じてしまうのは否定できないが、手軽に簡単に美味しいコーヒーを飲みたい人には声を大にしておすすめしたい。クレバードリッパーで今よりもっと美味しいコーヒーライフを送ろう。