[レビュー]トップバリスタが愛するケトル。Brewista電気ドリップケトルの魅力を全て公開

トップバリスタの愛用者率が極めて高い事で注目を浴びている電気ドリップケトルがある。それが「ブリューイスタ アルティザン グースネック ケトル(Brewista Artisan Gooseneck Kettle)」だ。

バルミューダやビタントニオなどコーヒー器具メーカー以外からの販売も目立つドリップケトル戦線においてBrewistaは頭一つ抜け出そうとしている。

2018年9月に東京ビッグサイトで行われたアジア最大のコーヒーイベント、SCAJ2018にて登場して以来、瞬く間に業界内で広まり、今やトップバリスタ達の間で愛用者が増えている注目度No1の温調ケトル。

そのドリップ専用ケトルの魅力を余すことなく紹介していきたい。

Brewista社とは

Brewistaは2014年に結成され、エンジニア、ロースター、バリスタの協力を得て、最高の一杯を抽出するためのツールを作っています。

何十年にも渡って培ってきた経験を活かした最高水準の技術と、世界中の賞を受賞したバリスタやロースターのノウハウを組み合わせた革新的な製品で皆さんを驚かせてきました。

Brewistaは皆さんにコーヒー生産者やロースターの情熱を体験していただきたいと考えています。その情熱を、最大限に楽しんでいただくためにBrewistaは存在するのです。

引用:https://www.brewista.jpから

World Barista Championship2016(ワールドバリスタチャンピオンシップ2016)で見事準優勝を飾ったRec Coffee代表の岩瀬氏がアンバサダーを務めるこのBrewista(ブリューイスタ)。

実はケトル以外にもドリッパーやスマートスケールなどバリスタ心をくすぐる素晴らしい商品を開発・販売している。

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Brewista Artisan Gooseneck Kettle(ブリューイスタ アルティザン グースネックケトル)の魅力

<魅力その1> 1℃単位で温度調整可能

ボタンをタッチするだけで1℃単位で温度設定可能

40℃〜100℃まで設定が可能。

温度を1℃単位で設定できる電気ケトルはバリスタにとってとても魅力的に映る。私が一番の魅力だと感じているポイントでもある。なぜならコーヒー抽出と湯温は切っても切り離せない関係にあるからだ。

焙煎されたコーヒー豆を粉砕し、お湯を合わせるというシンプルな作業でコーヒーは出来上がる。しかしお湯の温度が美味しいコーヒーを作る上での大変重要なファクターになることを忘れてはならない

浅煎りであれば湯温を高めの92〜96℃にし、深煎りであれば湯温を低めの80〜88℃にする。またそのコーヒーのポテンシャルに合わせて1℃下げたり1℃上げたりと、繊細な温度コントロールをするのがバリスタだ。

しかし普通のケトルではこの作業が中々大変なのは事実。

93℃のお湯を使用したければ、一度湯を沸かした後、ケトルの蓋を開け温度計を突っ込み、温度が93℃に下がるのを待たなければいけない。この不便さを解決してくれるのがBrewsita Artisan Gooseneck Kettle(ブリューイスタ アルティザン グースネック ケトル)のデジタル温度設定機能なのである。

<魅力その2> プリセット温度で簡単温度設定

このプリセット機能が非常に使いやすい。

写真(上)のボタンを押す。すると予め設定されている温度が表示され簡単に温度設定ができる。押す回数と温度設定の対応表は以下の通り。

<対応表>

1タッチ 40℃
2タッチ 50℃
3タッチ 60℃
4タッチ  70℃
5タッチ 80℃
6タッチ 85℃
7タッチ 88℃
8タッチ 96℃
9タッチ 98℃

プリセットに設定されていない温度に設定したい場合も簡単。
例えば自分が設定したい温度が93度であれば、予めプリセットされている88℃に設定してから1℃ずつ上げて93℃にすればクイックに温度設定ができる。

<魅力その3> 保温機能

温めたお湯は時間の経過と共に下がっていくのが普通。しかしのこのケトルは設定した温度で保温してくれる機能があるので非常に便利。保温ボタンを押すと最大1時間温度を保持してくれる。1時間後は自動でOFFになるため消し忘れても安心。

<魅力その4> Fast Boil (急速沸騰)機能

24℃の水からスタート
ボタンをタッチするだけで沸騰スタート
300mlのケース
600mlのケース

タッチパネル上の沸騰ボタンをワンタッチするだけで沸騰が始まる
常温の24℃のスタートから沸騰するまでの時間を計測した。

<Brewistaケトル 沸騰までの時間>

300ml 2分13秒
600ml 4分6秒

BALMUDA(バルミューダ)の電気ケトルが25℃スタートで200ml約1分30秒、600mlで約3分と、他社の電気ケトルと比較するとほぼスペックは変わらないと感じる。電気ポットは1ℓ沸騰させるのに約10分掛かるので、電気ポットと比べると電気ケトルの方が高速沸騰であることは間違いない。

また安全面にも考慮して、沸騰して数秒後に自動的に沸騰モードがオフになりビープ音で沸騰の合図を知らせてくれるので安心だ。

<魅力その5> 持ちやすい

美しい輪郭を描いたハンドルはどんな手のサイズにも確実にフィットする。手に吸い付くような感覚が心地よく、持っていても疲れない。それもそのはず。このグーステイルハンドルは人間工学に基づいて設計がなされている

またこちらの600ml(2杯分)サイズは、1ℓサイズより軽く、腕への負担もなく、ケトルのコントロールがしやすいところが気に入っている。

<魅力その6> 注ぎやすい

スパウトの先端は細くなっており、滑らかにそして細く水が流れてくるので湯量とスピードが驚くほど正確にコントロールできる。

上の2枚の写真を比べて欲しい。従来のケトルのスパウトは湾曲が弱く、Brewistaのケトルは湾曲の角度がより大きい。そのため、ドリッパー内の粉にスパウトを近づける際もお湯がドバッと出てくる事がない。これも極めて正確な注湯を実現してくれる理由の一つである。

お湯の勢いが強すぎるとドリップ時にチャネリングをする可能性が高いため、このスパウトの湾曲具合はかなり良い。

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<魅力その7> 強度の高さ

電車の車両や建築など幅広い用途に使われているオーステナイトステンレス鋼(300シリーズ)を使用しているため耐食性と高温強度に優れている。家庭での使用はもちろんの事、コーヒーショップでの酷使にも耐えられる強度の高さは魅力的である。

<魅力その8> 手入れが簡単なタッチパネル式

電源OFF
電源ON
掃除は簡単

電源ベース前面に位置するタッチパネルをタッチすると暗い場所でも見えるバックライトアイコンが点灯しスイッチオンの状態になる。また電源ベースのタッチパネルには耐久性のある強化ガラスが採用されている。そして掃除が簡単なのも魅力。柔らかい布やティッシュ、またはメガネ拭きなどでサッと拭きあげれば完了。

<おまけ> タイマー機能

ドリップをする際、タイマー機能を使用することができる。
ただスマホのストップウォッチ機能や、市販のコーヒー専用スケールにもストップウォッチは必ず付いているので特別この機能を使う必要はないだろう。

ケトルを電源ベースに戻すとタイマー表示が消えるので要注意
 

改善して欲しい点

電源ベースにケトルをセットした時に現時点の湯温が液晶に表示される仕組みになっているが、ドリップをする際はケトルを持ったままである事が多いので、ケトル自体にも湯温の表示が分かるような機能が付いていると、より自分の淹れているコーヒーに再現性を持たせる事ができ良いなと感じた。 

最後に

機能面、使い心地、見た目、全て素晴らしく、今のところ弱点がほとんど見当たらない現時点で最強の電気ケトルだと感じている。持って使って初めてそれが分かる。コーヒー用にはもちろんのこと、お茶や紅茶など温度に気をつける必要があるドリンクにも使用する事ができ家庭に一台あればかなり重宝するアイテムではないだろうか。

ぜひあなたにも使ってみて欲しい一台だ。

 

製品仕様

型式 BV382606VJPシリーズ
電源 AC100V 50Hz/60Hz
定格消費電力 950w
本体寸法 幅 310mm
  奥行 230mm
  高さ 220mm
本体質量 約1355g
定格容量 0.6L(600ml)
コードの長さ 1.2m
用途 家庭用・店舗用・競技用
 

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