【世界一のドリッパー】これを読めばORIGAMIドリッパーの全てが分かる

ハンドドリップは長年HARIO V60を使っていたのだけど、ついにゲットした。そのドリッパーの名前はORIGAMI(オリガミ)。折り紙のようなデザインから付けられた秀逸なネーミングセンスもさることながら、その使い心地は、、、

 

なんかとってもいい感じ。

 

使い方が慣れないうちはちょっと難しいかもしれないけれど、慣れたら自分の好みの味を作れる優れもの。そんなORIGAMIの魅力をこの記事では余すことなく紹介していきたいと思う。

 




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ORIGAMIとは?

photo by ORIGAMI


バリスタの声から生まれた。だから、美味しい。だから、美しい。

出典: ORIGAMI  HP

ORIGAMIドリッパーは岐阜県土岐市に本社がある株式会社ケーアイが、最高の一杯を追求し続けるバリスタの声に耳を傾け、「もっと美味しいコーヒーをお客様に提供したい!」という彼らの想いを形にした商品。


そんなバリスタ達の想いが体現されたORIGAMIは現在日本のみならず世界でも大変注目を浴びている。




なぜ注目されているのか?

バリスタの大会の一つ、「World Brewers Cup」(ワールドブリューワーズカップ)の2019年大会で中国代表がこのORIGAMIを使って優勝しワールドチャンピオンになった事で、日本のみならず世界的に大注目を浴びる事になった。

また「Japan Brewers Cup 」(ジャパンブリューワーズカップ)の2018年大会の優勝者も競技で使用。


日本・海外問わず数々の有名バリスタもその機能性と美しいデザインに惚れ込み愛用しているということもあって、今後更に注目を浴びるコーヒー器具になるだろう。



豊富なカラー展開

Origami ドリッパー 11種類

カラフルな色合いもORIGAMIの魅力の一つ。11種類あるので、店舗カラーに合った色もバッチリ見つかるはず。


これだけカラーバリエーションの揃ったドリッパーというのは今まで一度も見たことがない。2、3色買って気分や時間帯、季節によって使うドリッパーの色を変えるのも良さそう。

こんなにたくさんの色があると迷うなぁ




サイズは各カラー2サイズ

サイズバリエーションはSとMの2種類。Sサイズは1〜2人用、Mサイズは2〜4人用。自分用としてならSサイズ、家族みんなで飲む場合は一回り大きいMサイズがいいかも。自分はコンパクトなSサイズを使っている。




オリガミの特徴

20個の深いリブ(溝)

ORIGAMIの特徴は何と言っても深めのリブ(縦溝)が計20個ある事。


リブは深ければ深いほど、多ければ多いほど、お湯の抜けが良くなる。そのため注ぐ湯のスピードとお湯が抜ける速度の連動性が高いのが特徴。


自分の作りたい味を表現できる幅が増え、Hario V60以上の自由度のあるドリップを楽しむことができる



底までしっかりと入ったリブ(溝)

また底の底までリブ(溝)が入っているのもお湯抜けが良い理由の一つ。


そのため使うコーヒー粉の挽き目を粗めにしてしまうと未抽出のコーヒーが出来上がるので、オススメの挽き目は中細挽き。Hario 60も中細挽きとの相性が良いが、それよりもう気持ち細かくするのがポイント。

 

 知ってて得する豆知識

粗挽きを使用した4:6メソッドを提唱している粕谷氏が監修したV60粕谷モデルは底にいくにつれてリブ(溝)が無くなってフラットになっている。

これは粗挽きを使用する4:6メソッドとの相性が良くなるように、最後のお湯抜けを敢えて悪くするために底のリブを無くしている。機会があったら見てみてほしい。

 

 

折り紙のように薄いボディ

400年の歴史を誇る美濃焼で作られたORIGAMI。まるで本物の折り紙を思わせるようなボディは分厚いHario(ハリオ)V60と比べると圧倒的に薄い。そのためドリッパーを温めるのにそこまで時間がかからないメリットがある。

また陶磁器なので熱伝導が良いのもグッド。注いだお湯の温度低下が最小限に済み、温度の一貫性を保ったままドリップすることができる。結果、抽出効率を上げることができる。



とても薄いので重さは約130gしかない。Hario V60のセラミックが1〜2杯用で300gあるので、その半分以下の重さ。実際に持ってみたら本当にその軽さがよく分かる。



アカシアできたホルダーがいい感じ

ORIGAMIドリッパーを支えるホルダー(別売り)は木製。セラミック(陶磁器)で作られたドリッパーとの見た目の相性はとてもいい。


材質は硬く、衝撃・曲げに強く腐りにくいアカシア。暖かみのある色合いはリビングやキッチンに馴染みやすい。



他メーカーのフィルターが使用可能

円すい型フィルター
ウェーブ型フィルター

ORIGAMIに使えるペーパーフィルターは、Hario V60で使うものと同じ「円錐フィルター」とカリタウェーブドリッパーで使用する「ウェーブフィルター」の2種類。


ORIGAMI専用のペーパーフィルターは販売されていないが、他社から販売されているフィルターを使えるのは嬉しい。こういった互換性の高さも人気に火が着いた理由の一つではないだろうか。

僕フィルター両方持ってる。どちらを使えばいいのかな?






どちらのフィルターを使うのが良い?

「ORIGAMIには円すいフィルター、カリタウェーブフィルターのどちらを使えばいいですか?」という質問をよく頂くのだが、「どちらを使っても良い」というのが本当のところ。


個人的には円すいフィルターの方が好みだが、わざわざ新たに購入しなくても今すでに持ってるフィルターを使えば問題ない。


ただそれぞれ押さえておかなければいけないポイントというのは確実にある。以下で解説するので、美味しいコーヒーを淹れる参考にして頂きたい。




円すいフィルターを使う場合

美味しく淹れるコツ

円すいフィルターで美味しく淹れるコツはたった1つ。それは挽き目をいつもより少し細かくすること


ドリッパー内部に20個の深いリブ(溝)が上から下までしっかり入っていることでお湯が下に抜けるスピードが他のドリッパーより早い。そのためスッキリを通り越して未抽出の水っぽいコーヒーになってしまうというのは、他のブログやYoutuberが動画で嘆いている点。

 

注ぐスピードをいつもより遅くする、という方法で解決するのもいいかもしれないが、再現性に乏しく毎回ブレが生じるし、せっかくの「お湯抜け」が良いというORIGAMIのメリットを無視した方法になるので、解決方法はやはりシンプルに、挽き目をいつもより細かくすること

そうする事でコーヒーベッド(層)の密度が高くなりお湯抜けのスピードが抑えられ、結果コーヒーと粉のコンタクトタイム(湯と粉の接触している時間)が増え抽出効率が上がり、適正な抽出になる。


お湯とコーヒー豆の比率、注ぎ方や注ぐ回数はいつも皆様がV60でやっている方法と同じでOK。このやり方でやれば未抽出にならずに雑味が押さえられた甘い余韻を持ったコーヒーに仕上がってくれる。

コマンダンテだと22クリックがちょうど良かった。中浅煎りのコロンビア美味しかったなぁ。

 

<関連記事>
[完全保存版]コマンダンテの粒度(挽き目)調整方法
【未抽出・過抽出とは?】これを知ればもっとコーヒーはおいしく淹れられる!




円すいフィルターを使って良いなと思ったところ

それは、ドリッパーを温めなくても良いところ


深いリブがある事で、ドリッパーとペーパーフィルターが接触する面積がとても少ない。面ではなく写真(上)のように点と点で接触している。


つまり冬の時期ドリッパーが冷たいままの状態で抽出を開始してもドリッパーにお湯の熱を取られる事がなく、湯温低下の心配がない

ドリッパーを温めなくても良いのはお湯を無駄にしないし経済的。手間も一つ減っていいね!




ウェーブフィルターを使う場合

美味しく淹れるコツ

ウェーブフィルターで美味しく淹れるコツはたった2つ。それは、挽き目をいつもより細かくすること。そして粉の量を少し増やす事


カリタウェーブドリッパーを普段使っている方はいつもと同じ淹れ方で問題ない。但し、挽き目をいつもより少し細かくする事と、粉の量をいつもの2〜3g多く使う事をオススメする。


円すいフィルターよりこのウェーブフィルターで淹れた方が抽出時間が短く味が薄くなりやすい。理由は円すいフィルターに比べ、ウェーブフィルターの方がコーヒーベッドの厚さが薄いため、コンタクトタイム(湯と粉の接触している時間)が短くなるためである。

適正にコンタクトタイムを取るためには挽き目をいつもより細かくする事に加え、粉量をいつも使っている量より少し増やすことで、コーヒーベッドの厚さをいつもより厚くする必要がある。挽き目をいつもより細かくすること。そして粉の量を少し増やす事


この二つを忘れずに行う事で未抽出にならずに、しっかり甘さのあるコーヒーに仕上がってくれるはずだ。




ウェーブフィルターを使って良いなと思ったところ

うーん、、正直ウェーブフィルターを使う理由が見当たらない、と最初は思っていたのだが、使っていくうちにウェーブフィルターは円錐型フィルターと違い、底がフラット(平ら)になっているのでお湯と粉が均一に馴染みやすく、それが抽出に安定性をもたらしてくれる、ということが分かりウェーブフィルターもありだなと思っている。

ただ元々ウェーブフィルターは小さな三つ穴が底に空いた「カリタウェーブドリッパー 」との相性を考えて作られているため、それら元々の相性には敵わないことはお忘れなく。


またドリッパーのリブとフィルターの形状がぴったりのため、ドリッパーとフィルターの密着度が高い。そのためドリッパーはしっかりと湯煎して温めなければドリッパーの冷えによる湯温低下に繋がるのでそこは注意が必要(特に冬の季節)。




最後に

どの焙煎度のコーヒーにも適用できそうなくらい自由度が高い


お湯抜けが良いメリットを利用して深煎りのコーヒーをあっさり落としたり、浅煎り〜中煎りのフルーティなコーヒーを粗めに挽いて、注ぎ回数を多くしてスッキリとした中にも甘さの余韻が残るようなコーヒーにしたりと色々試すことできそうな優秀なドリッパー。デザインも各社ドリッパーと比べ美しい

色んな味の表現ができるので、これ一つ持っていれば他はいらない、と思わせてくれる秀逸ドリッパー「ORIGAMI」をぜひ皆様も使ってみてほしい。

 

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