超手軽にコーヒーを始めたいあなたへ。HARIO 「ドリップケトルエアー」を使ってみた。

「仰々しいドリップ専用ケトルはいらないから、手軽にドリップができて場所を取らない軽くてコンパクトなケトルがあればなぁ・・。」


コーヒーを趣味にしている人であればこだわりたいコーヒー器具の一つに入るドリップケトル。温度調節機能付きのケトルや、注ぎやすさに特化したグースネックケトルなど各社様々発売している。


ただ一方、コーヒー器具集めが趣味でもなく、コーヒー器具にそこまでこだわりもない、「お湯が注げればいいや」という人にはドリップ専用ケトルはただ場所を取るだけの大きなケトルでしかない


そんな「お湯が注げればいいや」という人の要望に応えたケトルが実は存在する。それがHARIOが発表したドリップケトルエアーだ。


軽量カップのような見た目なので正直期待していなかったがそのポテンシャルは侮れない。バリスタの僕が使ってもなかなか使いやすく良い商品だと感じる。


今回はそんなコンパクトで軽く本格的なドリップができるドリップケトルエアーを購入して実際に使ってみたので紹介していきたい。

 

 



ドリップケトルエアーの良さは?

実際に3週間毎日使ってみて、「ドリップケトルエアーのこんなところが優れているな。」というポイントが3つ見つかったので一つ一つ紹介していきたい。

 

 ドリップケトルエアーの3つの良いところ

① 軽くてコンパクト
② ドリップケトル並みの注ぎやすさ
③ 湯煎不要




 

良さその1   軽くてコンパクト

ドリップケトルエアーは非常に軽くてコンパクト。従来のドリップケトルは水を入れるとさらに重くなり片手で持つのが段々と辛くなってくる。


一方、ドリップケトルエアーは持ちやすく、水を入れても十分片手で持てる重さ。女性や子供でも気軽にドリップができるのも良いところ。母親にプレゼントしたら間違いなく喜ばれるだろう。












ドリップケトルエアーの重さは約100g。どのくらいの重さかというと・・・

 












中くらいのバナナ一本と同じくらい。とても軽いことが容易にイメージできる。

 










 

アウトドアとの相性も抜群だ。その理由は軽くてコンパクトなボディに加え、側面にある目盛り。自然を楽しむアウトドアにわざわざドリップスケールを持っていき湯量を計ってドリップするという野暮なことは避けたい。アウトドアならワイルドにドリップしたいし、荷物を増やしたくない。


ドリップケトルエアーがあればドリップスケールが不要になる。側面にある目盛りを使えば使用する湯量が一目瞭然。スケール不要なのはアウトドア用としてはかなりポイントが高い。


僕自身もアウトドアでコーヒーを淹れるのがとても好きなので、次回からは間違いなく持参する。

 













良さその2 ドリップケトル並みの注ぎやすさ

見た目はクリアブラックのかっこいいただの軽量カップ。ただ調理器具の軽量カップと圧倒的に違うのは注ぎやすさ。さすがHARIOが作ったとでも言うべきか。注ぎ口は細くなっており湯量をコントロールしやすい。まさにドリップに特化した軽量カップだ。














良さその3 湯煎不要

金属製のケトルは使用する前に湯温の低下を防ぐために一度お湯を入れてケトルを温める必要がある。コーヒー抽出の準備の中でこの工程はやや手間になる。自宅でならまだしもアウトドアや登山などのシーンでは尚更である。


しかしドリップケトルエアーはお湯で一度温める必要がない。なぜなら金属と違いプラスチックにお湯を入れてもお湯の熱が奪われにくいからだ。沸騰したお湯をそのままドリップケトルエアーに移し替えるだけですぐにコーヒー抽出のお湯として使用できる。なんともありがたい。


上の写真は常温で保管していたドリップケトルエアーに沸騰直後のお湯を入れ、時間経過による湯温変化を検証したものだ。(室温20℃)


以下が一覧にしたので参考にしてほしい。

 

0:30   93.1℃   浅煎り向き
1:00   91.5℃   浅煎り向き
1:30   89.8℃   中煎り向き
2:00   88.3℃   中煎り向き
2:30   86.6℃   深煎り向き
2:00   85.5℃   深煎り向き














どんな器具と相性が良い?

誰がなんと言おうと、新しく発売された一回抽出ドリッパー 「MUGEN(ムゲン)」との相性が抜群に良い。













なぜならMUGENは数回に分けて注ぐ必要がなく、1回で全てのお湯を注ぎ切るスタイルのドリッパーなのでケトル内の湯温低下を気にする必要が全くないからである。


蓋がないというデメリットも、MUGENであれば解消できる。温度を保持したまま最後まで注ぎ切ることが可能なため、一回抽出のMUGENとの相性はかなり抜群なのだ。


また一回注ぎのフレンチプレス やクレバーコーヒードリッパー、エアロプレスなどの器具との相性も良い。

 

 

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最後に

軽くてコンパクトでドリップ専用に引けを取らないドリップケトルエアーは非常にコストパフォーマンスが高いコーヒーツールである。これからコーヒーを始めようと思っている初心者の方や、女性、子供にスターターとしてぜひ手にとって頂きたい。