ハンドドリップで美味しいコーヒーを淹れたいけど、コーヒー豆を挽いて、お湯を沸かして、スケールを用意して・・・と準備が大変なのを頭で想像してしまうと、
「やっぱり今日はいいかな・・。」
と急に体が動かなくなってしまった経験、あなたにもあるのではないだろうか。コーヒーを淹れるのは楽しいけど、疲れた時なんかは正直面倒くさい。
そんなドリップの悩みを全て解決してくれる次世代型コーヒーメーカーを紹介したい。
オールインワンマシン「SCOPE」


ミニマルで洗練された近代的なデザインの新しいコーヒーメーカー。その名も「SCOPE(スコープ)」。
ここ半世紀ほどコーヒーメーカーのデザインに変化はなく、その現状を打破したいという想いでデザインされた。従来型のコーヒーメーカーの機能を再考し、ドリップに近い味わいを再現できるという。
「SCOPE」のデザインは韓国出身のデザイナー Joo Hwan Hong氏によるもの。この美しいフォルムのコーヒーメーカーはアジアデザイン賞2020を見事受賞し、次世代のコーヒーメーカーとして注目を集めている。
グラインダー、スケール、温度制御、タイマーなどハンドドリップに必要な物全てが一つに搭載されている。


ビルトイングラインダー(内臓型グラインダー)がコーヒー豆をグラインド。

細い円柱型の上部には水温を示すデジタルディスプレイ。

水平に伸びるチューブの頭にはON/OFFボタン。


挽いたコーヒー豆の量、水量、タイマーが内蔵された円形のデジタルスケール。

スケールは完全取り外し可能。
もう発売しているの?


いつ購入できるのか?そこが一番気になるところ。
残念ながらまだコンセプトレベルの段階で発売時期も未定のよう。確かに写真をよく見るとお湯を貯めておくタンクが見当たらない。
ただこんなかっこいいコーヒーメーカーが発売されればぜひとも使ってみたいと思うのはコーヒーラバーの性。引き続き今後の動向に注目したい。
Photos by Yanko Design