[使用レビュー]プロのバリスタおすすめ!最強コーヒースケールBrewista Smart Scale Ⅱ (ブリューイスタ スマートスケール 2)

トップバリスタ御用達の電子スケール、Brewista Smart Scale Ⅱ (ブリューイスタ スマートスケール 2)をご存知だろうか。バリスタの友人から先日借りて実際に触ってみたのだが、かなり好印象。美味しいコーヒーを安定して淹れる事ができた。

コーヒー抽出においてコーヒースケールを使うのは今や当たり前の時代。素晴らしい味わいのコーヒーを安定して淹れたいなら、各社から販売されているコーヒースケールを使用するのが一番の近道。またバリスタとして勤務している人にとっては適正なエスプレッソを抽出する上でタイムと重さを測ることができるコーヒースケールは必需品であると言える。

コーヒースケールはコーヒー好きやコーヒーの仕事に携わる人にとって今や不可欠なツールとなったがその中でも機能性、コストパフォーマンス共に現時点で最高だと感じたコーヒースケールが「Brewista Smart Scale Ⅱ (ブリューイスタ スマートスケール 2)」だ。それではこのスケールについて一つ一つ紐解いていきたい。

Brewista社について

Brewistaは2014年に結成され、エンジニア、ロースター、バリスタの協力を得て、最高の一杯を抽出するためのツールを作っています。

何十年にも渡って培ってきた経験を活かした最高水準の技術と、世界中の賞を受賞したバリスタやロースターのノウハウを組み合わせた革新的な製品で皆さんを驚かせてきました。

Brewistaは皆さんにコーヒー生産者やロースターの情熱を体験していただきたいと考えています。

その情熱を、最大限に楽しんでいただくためにBrewistaは存在するのです。

引用元:About us from Brewista Japan

世界的なコーヒーメーカーHarioと比べるとまだ日本では知られていないメーカーであるBrewista社(ブリューイスタ社)について簡単に説明したい。

アメリカ合衆国ワイオミング州の南東部に位置する、ワイオミング州最大の都市シャイアンで2014年に産声を上げたBrewista社(ブリューウィスタ社)。コーヒープロフェッショナルやホームバリスタに向けて魅力的なコーヒーツールを開発・販売している会社である。

スケールも実用的で良い商品だが、電気ケトルなども評判が良く一度使用してみたいと思うような器具を多く取り揃えている。電気ケトルに関しては別記事で紹介している。『[レビュー]トップバリスタが愛するケトル。Brewista電気ドリップケトルの魅力を全て公開

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Brewista Smart Scale Ⅱ(ブリューウィスタ スマートスケール Ⅱ)について

Brewista Smart ScaleⅡは以前発売されていたBrewista Smart Scaleの進化系モデルである。以前のモデルでは乾電池駆動だったが、新しいモデルではUSBケーブルでチャージできるようになった。またシリコンパッドが付属されることも大きな変化だ。コーヒー専用スケールにおけるシリコンパッドの利点は後ほど以下で述べたい。

さあそれでは、「バリスタの欲しい」が詰め込まれたBrewista Smart ScaleⅡの特徴を見ていこう。

製品仕様

■ サイズ 幅10.5×縦12.7cm×高さ2.2 (cm)  
■ 最大2000g測定可能
■ 0.1g単位表示
■ グラムorオンス表示切り替え可能
■ USB充電式
■ オートオフ機能
■ シリコンパッド付き
■ 耐水性ナノコーティング

Brewista Smart Scale Ⅱの特徴4つ

特徴1  薄くてコンパクトなサイズ

上の写真は、acaia(アカイア)デジタルコーヒースケール(写真左)とHARIO (ハリオ) V60 ドリップスケール(写真右)とのサイズ比較。数値で示す必要もないほど一目瞭然で、Brewista Smart Scale Ⅱ(ブリューイスタ スマートスケールⅡ)が一回り小さくコンパクトである。

厚さも以下の表が示す通り、Brewista Smart Scale Ⅱ(ブリューイスタ スマートスケールⅡ)に軍配が上がる。非常にコンパクトな設計なので、場所を取らず、持ち運びにも便利。

acacia 約3cm
Hario V60 ドリップスケール 約3cm
Brewista Smart Scale Ⅱ 約2cm
 
Brewista Smart Scale Ⅱ (ブリューウィスタ スマートスケール Ⅱ エスプレッソマシン
エスプレッソマシンにもぴったりフィット

Brewista Smart Scale Ⅱ(ブリューイスタ スマートスケールⅡ)はサイズがコンパクトで且つ薄型なのでエスプレッソマシンの台に置いても収まりが良い。(写真上)近年ではスケールが内蔵されているエスプレッソマシンが発売されてはいるものの、マシンは高額な製品のため簡単に買い換える事も難しいという理由からこういったエスプレッソマシンにフィットするようなスケールは大変重宝されている。

特徴2  電池不要

旧モデルの乾電池式から新モデルではUSBケーブルでの充電になり、電池を購入する必要が無くなった。自転車に装着するライトにも同じことが言えるが、電池式より充電式の方が何倍も楽なのを実感しているので、USBケーブルチャージ式になり個人的には大変ありがたい。

旧モデル 乾電池式
Brewista Smart Scale Ⅱ 充電式

USBケーブルは同梱していないので注意

特徴3  温度変化から本体を守るシリコンパッド

 今回のモデルから新しく付属したシリコンパッドの最大の利点は、本体を温度変化から守ってくれるということだ。

なぜスケールを温度変化から守らなければならないのか?
本体に内蔵されているロードセルという重さを検知するセンサーが温度変化の影響を大きく受け、スケールが誤作動を起こしてしまう可能性があるから。 

抽出を開始し、スケールの上に置いてあるサーバーに熱いコーヒーの液体が落ちるとスケールに熱が伝わる。ドリップ作業中に温度変化によって正確な数字が液晶から出力されないとなれば、それは出来上がりのコーヒーの味にも大きな影響を及ぼすということに他ならない。

受けるカップも小さく、温度もそれほど熱くはないエスプレッソ抽出の場合は温度変化による影響はそれほどない。しかしドリップをする時に使用するサーバーやケメックスなど底の面積が大きなものは温度変化の影響を多分に受けるため、やはりシリコンパッドの有無はかなり重要な要素となる。

旧モデルにはこのシリコンパッドが付属されていなかったということを考えると、今回の新モデルでは機能面で大きな進化が見られたということになる。シリコンパッドは滑り止めの効果もあるので、ストレスなくドリップ作業に集中することができるのもグッド。

特徴4  ドリップ・エスプレッソ抽出に特化した機能

重さと時間を計るだけの従来のコーヒースケールにはない機能がBrewista Smart Scale Ⅱには搭載されている。今回一番紹介したかった機能が、ドリップ時そしてエスプレッソ抽出時に最大の効果を発揮してくれるモード5、モード6だ。他にもモードはあるが、この二つの機能の使い方をマスターしてこそBrewista Smart Scale Ⅱの本領を発揮させる事ができる。

それではどのような機能が見てみよう。

エスプレッソ特化モード(モード5)

Brewista Smart Scale Ⅱ (ブリューウィスタ スマートスケール Ⅱ エスプレッソマシン

① グループヘッドの真下にスケールを置く
② スケールの上にカップを置く→自動で重さ表示0になる
③ 抽出ボタンを押して抽出開始→カップに液体が落ちた間からタイマーが自動スタート
④ 抽出が終了したらカップをスケールから取り除く→重さとタイマーが自動で止まり、最終的なエスプレッソの抽出量と抽出時間が表示される
⑤ 5秒経つと重さ・タイマーが自動で0表示になる

モード5の解説

 エスプレッソ抽出において、スケールを使用して抽出されたエスプレッソの重さを測るバリスタが近年増えてきた。 しかしタイマーを押すタイミングを間違えたり、または遅れてタイマーを押してしまい正確な抽出時間を測れず、再度抽出し直さなければならない場面にあなたも遭遇したことがあるはず。

 

しかしこのモード5はカップの底にエスプレッソの液体が乗った瞬間にタイマーが自動でスタートするという素晴らしい機能である。そしてカップをスケールから引き抜いた瞬間にタイマーと重さが自動でストップする。

正確なエスプレッソの重さとタイムを測るという点においてBrewista Smart Scale Ⅱ(ブリューウィスタスマートスケールⅡ)のモード5の右に出る商品は現時点ではないかもしれない。

 

ドリップ特化モード(モード6 )

Brewista Smart Scale Ⅱ (ブリューウィスタ スマートスケール Ⅱ ドリップモード

① スケールの上にサーバーとドリッパーをセット→自動で重さ表示0になる
② ドリッパー内にコーヒーの粉を入れる→マニュアルで重さを表示を0にする
③ 注湯を始める→タイマーが自動でスタート
④ 抽出完了後に器具をスケールから取り除く→重さとタイマーが自動で止まり、最終的なコーヒーの抽出量と抽出時間が表示される
⑤ 5秒経つと重さ・タイマーが自動で0表示になる

 モード6の解説

ドリッパーをスケールを置いた後、手動で重さ表示を0にして・・・

粉をドリッパーに入れてまた重さ表示をゼロにして・・・

抽出を開始したらタイマーをスタートさせて・・・

抽出が終了したらタイマーをストップして・・・

という今までドリップ作業に必要としていた煩わしい動作がなくなったことによりドリップ作業に集中することができるようになった。より自分が狙った味を正確に計測できるようになったモード6は特にプロのバリスタにとって喉から手が出るくらい欲しかった機能だと思う。

 

少し残念な点

△1
ケメックスなど大きなサイズのドリッパーには向いていない。スケールのサイズがコンパクトなためケメックスをスケールに置くと液晶表示が隠れやや数字が見づらくなってしまうからだ。

△2
モード5、モード6はカップや器具をスケールから取り除くとタイマーと重さを抽出終了のタイミングで自動で止めてくれる。ただ非常に感度が高いため、取り除く際に下に力を加えてしまうと重さの表示が正確に計測されない。そのため取り除く際はそっと取り除かなければいけない。経験上、コツさえ掴めばさほど問題はない。

△3
デザインはアカイア社の「acaia Lunar(アカイアルナー)」の方がスタイリッシュで近代的なデザイン性がクールだ。飽きがこないシンプルなデザインがacaia Lunarの特徴で個人的には好みである。 

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Brewista Smart Scale Ⅱ まとめ

Coffee Literacy Contact Form/ コーヒーリテラシーお問い合わせ

バリスタにとってコーヒーのポテンシャルを最大限に引き出すために、スケールなどのデジタル機器を使用してコーヒーの正確なタイムや抽出量を測るのは今の時代当たり前のようになってきた。そして、味の次に大事なのはコーヒーを抽出する際の所作

美味しいコーヒーを素晴らしい所作で淹れることでお客様の満足度は2倍にも3倍にも膨れ上がる。タイマーのオンオフや重さ表示を0にするなどの動作が減ることによって無駄な手数が減りあなたもプロフェッショナルでスマートなバリスタになることができるだろう。

それを実現してくれるのが、今回ご紹介させて頂いたコーヒースケール界最高峰の機能を搭載するBrewista Smart Scale Ⅱ(ブリューウィスタスマートスケールⅡ) だ。近年デジタル化が進むコーヒー業界だが、最先端の器具を使いこなせるか否かが次世代バリスタに求められる最重要課題になっていくのではないだろうか。持っていて絶対に損はない一台だ。

 
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